香りの正体(お線香) ~香りを上手に楽しむために~ 線香などをお部屋で焚きますと、しばらくの間、香りが残ります。 いわゆる「残り香」、これは、粒子状の香り成分が煙に乗っかり 部屋に拡がり、壁面・天井などに付着するためおこります。 火を付けたお線香は、一見、火の部分から出ているように 思われますが、実は炭化した部分の下から出ています。 お線香(お香)の香り成分には、香りの発散が持続するという特性があります。 煙と香りは一緒に見えて別物なのです。煙には煙の香りがあるのです。 ★お香購入時★ お香を買う時に、香りの確認のため、 煙を嗅ぐのではなく、ちょっとお線香の煙 から離して残り香を嗅ぎとってみてください。 ★玄関などで焚く際★ お香を玄関で焚く際には、お客様が直接煙を 感じないように、お香を30分ぐらい前に焚いて 残り香でお出迎えが上品かと思われます。
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