オレンジ(スイート・ビター) 精油


☆オレンジ(スィート) ★オレンジ(ビター)
☆SWEET ORANGE ★BITTER ORANGE


精油種類: 低木
抽出部位: 果皮
抽出方法: 圧搾法(☆スィート ★ビター)
原産地:  ☆(スゥィート)原産は中国
       ★(ビター)原産は極東、主に中国やインド

ノート(香りの種類):トップ
精油の香りの度合い:

<精油の効能>
◎ 心への癒し ◎
暗く、抑うつ的になったときに。
心に光を差し込みます。
神経性のストレス症状や緊張に。

☆ 身体への効能・効果・効用 ☆
胃に強力な鎮静効果を持ちます。
特に神経質な状態で効果を示し、
また胸騒ぎなども静めてくれます。

腸の不調に、脂肪の消化の助けに。
便秘や消化不良、痙攣に。
気管支炎、発熱症状に。
インフルエンザ、風邪に。
コラーゲンの形成を助けます。
コレステロール値を低下させます。
口の潰瘍治療にも使用されています。

○ 肌へ ○
うっ帯を生じた肌から毒素を取り除きます。
乾燥肌、しわ、皮膚炎などに。


<注意事項>
☆★基本的に、どちらのオイルにも光毒性があります。
(ただ、圧搾抽出されたスィートオレンジの場合、クマリンは
存在しますが光毒性は証明されておらず、
一般的に大丈夫だと考えられています)

日光に当たったり、日焼けマシンなどを使用する前には
皮膚に付けない事。また場合によってはリモネンが原因で、
皮膚炎を起こす事もあります。パッチテストを行ってください。


<香りの感想>
☆柑橘系の、心地よい、リフレッシュさせる、甘い、温もりのある、
官能的な、輝くような、フレッシュな、フルーティな、強い香りがします。

★さわやかな、ドライな、フローラル調の、豊かでスウィートな香りがします。

精油の雑学とエピソード♪


アラビア語の「ナランジ」が「オレンジ」の語源になります。
オレンジは長いこと「無垢」と「多産」を象徴するものとされてきました。


★ビターオレンジからは3種の異なった精油がとれます。
果皮からこの★ビターオレンジ葉からはプチグレン、
そして花からはネロリと呼ばれるエッセンシャルオイルです。


水蒸気蒸留法で抽出された☆スゥィートオレンジ油は
とても酸化が早く、普通はすぐに酸化防止剤が加えられます。
そしてネロリポルトガル、ネロリペタレと呼ばれる花のオイルや、
葉からのプチグレンオイルも時折作られるようです。


オレンジは初期の宣教師と共に、カリフォルニアにまで旅をしました。
今では主要産業のひとつとなっていますね。


そして現在オレンジオイルは、香水産業や食品産業など
広範囲に使用されています。(ビターオレンジオイルは
天然リモネンの誘引剤でもあります) 例えば果皮は
「キュラソー」という西インド諸島のリキュールに使用されます。
またマーマレードに使用されていることは皆さんもご存知の通りです。


オレンジは身近なエッセンシャルオイルの一つ。
さわやかで甘く、万人に好まれる香りでしょう。



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